セガで働いていた元アーティストが、『ソニックアドベンチャー』開発時の未使用キャラクターのコンセプトスケッチを公開(リライト記事)
2025/04/08

セガで働いていた元アーティストが、『ソニックアドベンチャー』開発時の未使用キャラクターのコンセプトスケッチを公開(リライト記事)そのアイディアはソニックアドベンチャー2に一部引き継がれているみたいですね。
セガで働いていた元アーティストが、ソニックアドベンチャーの開発で使用されなかったキャラクターのコンセプトスケッチを公開しました。ソニックアドベンチャーは、セガ・ドリームキャストの人気タイトルの一つであると同時に、シリーズ初の3Dゲームとして多くのファンに知られています。しかし、ソニックアドベンチャーは、このフランチャイズが3Dプラットフォームゲームに挑戦した初めての作品ではありません。このゲームには、多くの人が知らない波乱に満ちた歴史があります。
ソニックアドベンチャーがドリームキャストに移植される前、このプロジェクトは不運なセガサターンで開始されました。このコンソールで実現しなかったため、ドリームキャストに集中するために、その作業の多くが破棄されました。ソニック ジャムは、セガサターンで発売された3Dプラットフォームアドベンチャーゲームとしては最も完成度が高いものでしたが、実際のゲームというよりも、インタラクティブな3Dハブワールドという性格が強かったようです。 ソニック ジャムとソニックアドベンチャーは、アーティストの岡野聡氏によって制作されました。 岡野氏は2006年にセガを退社しています。 ソニックアドベンチャーのオリジナル版が発売されてから25年近く経った今、岡野氏は開発中に使用されなかったキャラクターに関する新たな詳細を明かしました。
この詳細は、2020年に岡野氏のTwitterで初めて明らかになりました。当初は、ソニックアドベンチャーのステージの1つであるスピードハイウェイで見られるテクスチャのセットについて質問されたものでした。このステージには、ビキニを着ているように見える少女のポスターがあり、長い間、それが誰なのかわからない人が多くいました。ArcadeMegamixは、岡野氏がアドベンチャーのフィールドアーティストであったことから、岡野氏に尋ねました。彼女が『予定されていた“スパイダー”のキャラクター』であり、最終的にゲームには使用されなかったと答えました。数年後、この没キャラクターのコンセプトアートが残っていないか尋ねられたとき、岡野氏は喜んで全身のコンセプトスケッチをTwitterに投稿しました。
このソニックアドベンチャーの没キャラクターの全身スケッチによると、最終的なデザインが決定される前は『スパイダーガール』という名称で呼ばれていたようです。その名の通り、このキャラクターは蜘蛛をモデルにしており、複数の腕を持ち、蜘蛛の巣のようなドレスを身にまとっています。また、蜘蛛の巣のようなものを形成する能力も持っているようで、その蜘蛛の巣はハートの形をしています。
このキャラクターは使用されることなく、ゲーム内の見つけにくい部分にのみ存在しているにもかかわらず、そのラフなデザインに感銘を受けた人も多くいました。興味深いことに、ソニックアドベンチャー2で登場した脇役キャラクターのルージュ・ザ・バットは、『スパイダーガール』と共通する要素があります。最大の共通点は、ルージュのデザインにスーツとブーツにハートが描かれていることです。それだけでなく、スケッチとゲームでのルージュの役割から、ルージュとスパイダーガールはどちらもファム・ファタール的なキャラクターとしてデザインされているようです。しかし、多くのファンは、ソニックアドベンチャーの開発における問題の多い経緯の別の部分を明らかにすることに興味を示していました。
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ありましたよ!🕷️
— OKN/Satoshi Okano/岡野聡 (@okanotion) November 23, 2023
There was!🕷️#SonicAdventure https://t.co/bNpKB9u23b pic.twitter.com/z5pEKGtHRz
ソニックアドベンチャー1&2時代のソニックはまだ輝きを持っていましたね。ソニックフロンティアでやや持ち直したものの、この頃の人気とパワーは絶大でしたね。今映画で盛り返しているので、人気が再興するかどうか?