ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの前社長、Cynthia Williams氏が今月末、ファンコのCEOに就任へ



ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの前社長、Cynthia Williams氏が今月末、ファンコのCEOに就任へとしていて、次の就職先で何を求められているのかというのが一番注目するべき課題となってきそうですね。


ウィザーズ・オブ・ザ・コーストの前社長、Cynthia Williams氏が今月末、ファンコのCEOに就任する。ファンコは昨日の第1四半期決算報告の中で、 Brian Mariotti前CEOの後任を約1年かけて探していたが、このたびCynthia Williams氏を招聘することを発表した。Cynthia Williams氏は5月20日からMichael Lunsford暫定CEOの後任としてスタートする。Michael Lunsford氏は、新しい役割の一環として、ファンコの取締役会の席も与えられる。

ハズブロは先月、Michael Lunsford氏がウィザーズ・オブ・ザ・コースト社を退社すると発表し、収益性の高い『ダンジョンズ&ドラゴンズ』と『マジック:ザ・ギャザリング』メーカーのトップとしての2ヶ月間の職務に終止符を打った。Michael Lunsford氏がウィザーズの社長であった時期は、記録的な売上を達成した一方で、サードパーティーのダンジョンズ&ドラゴンズを作るための法的枠組みであるオープンゲーミングライセンスを剥奪しようとしたり、ピンカートン捜査官がマジック:ザ・ギャザリングのファンの家に出向いて販売日より早く発売された製品を回収したりと、ほぼ絶え間なく論争が起こった。ウィザーズ・オブ・ザ・コーストに勤務する前は、マイクロソフト社のXbox部門で働いていた。

新役職を発表する声明の中で、Cynthia Williams氏は様々なビッグブランドでの経験について言及した。『ダンジョンズ&ドラゴンズ、マジック:ザ・ギャザリング、Xboxの熱心なファンとの幅広い経験は、ファンコの熱狂的なファン、コアなファンやコレクターにアピールし続ける製品を開発する上で非常に有益なものとなるでしょう。』

ファンコはここ数ヶ月、赤字の拡大と売上の減少に直面しており、2023年には1億5000万ドル以上の赤字を出している。売上高は2024年に入っても減少を続けており、2024年第1四半期の売上高は2億1570万ドルで、2023年第1四半期の2億5190万ドルから減少、四半期では14.4%の減少となった。Michael Lunsford暫定CEOは決算発表の電話会見で、ハリウッドにおける俳優と脚本家のストライキが娯楽コンテンツの減少につながったことを減少の原因とした。ファンコはその結果、ファンコ・ゲーム・スタジオの閉鎖を含め、事業のいくつかの部分を削減した。


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ファンコに入社へとしていて、経営の立て直しを迫られる事になりそうですね。制作部署も閉鎖も経験しているので、どのような手腕を振るうか見どころですね。

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