『サイバーパンク2077』発売時のネガティブな評判が『Phantom Liberty』の開発に役立ったと、リード開発者が語る



『サイバーパンク2077』発売時のネガティブな評判が『Phantom Liberty』の開発に役立ったと、リード開発者が語るとしていて、評判が地に落ちたコンソール版のロンチからどのように復活を果たす道のりがあったのかという所ですね。


『サイバーパンク2077』発売時のネガティブな評判が『Phantom Liberty』の開発に役立ったと、リード開発者が語った。

サイバーパンク2077のリードクエストデザイナーであるPaweł Sasko氏は、ロンチ時のゲームに対する否定的な評判が、後の拡張版の成功につながったと評価している。というのも、同社はゲーム開発方法の変更を余儀なくされ、それがPhantom Libertyにプラスに働いたからだという。

Gamescom latamの会場でTheGamerのSanti Leguiza氏と話したSasko氏は、プロジェクトのキャンセルや物議を醸したゲームの発売など、ゲーム業界で働く上で生じる苦悩について話した際に、この話を持ち出した。

『Phantom Libertyがロンチ時にかなりうまくいったのは、制作スタイルを完全に変えたからです。それが私を、そしてスタジオとしての私たちを変えたのです』とSasko氏は言う。

サイバーパンク2077が発売されたとき、批評家からはほとんど好意的な評価を受けた。しかし、これはPC版での評価であり、コンソール版でのパフォーマンスは著しく悪く、発売前に批評家たちによってテストされることはなかった。全プラットフォーム、特にPS4とXbox Oneでのゲームの状態に対する反発は激しく、ソニーはプレイステーションストアからゲームを一時的に削除した。

それから数年が経過し、パッチが適用され、2023年に『Phantom Liberty』が発売された。このストーリー拡張はファンにも批評家にも好評で、何より初日から好調だった。バージョン2.0のアップデートがコンソールのパフォーマンスを低下させるなど、まだ完璧ではなかったが、全体としてはCD Projekt Redの勝利だった。

現在、Sasko氏はサイバーパンクの次回作でアソシエイト・ゲーム・ディレクターを務めている。同スタジオは『サイバーパンク2077』のようなロンチは避けたいだろうから、チームが学んだ教訓がすぐに忘れ去られないことを祈るばかりだ。


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コンソール版のあの当初の出来はこのゲームは失敗したと烙印を押された中、ファントムリバティに向けてアップデートをして、その後評価を持ち直したというのは前例がない話かもしれないですね。

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