マイクロソフトは、Activision Blizzard との合併を巡り、一部の企業グループが起こした独占禁止法違反訴訟について和解

まるこむ

2024/10/16

マイクロソフトは、Activision Blizzard との合併を巡り、一部の企業グループが起こした独占禁止法違反訴訟について和解としていて、訴えた側は何の痛みもない裁判ですから、和解に応じたという事はそれ相応のインセンティブがあったようですね。

マイクロソフトは、Activision Blizzard との合併を巡り、一部の企業グループが起こした独占禁止法違反訴訟について和解した。

2022年にカリフォルニア州で起こされたこの訴訟は、合併によりゲーム、サブスクリプションサービス、クラウドゲームの分野で独占状態が生まれると主張しようとしたものだった。

The Hollywood Reporterの報道によると、今週、両当事者は裁判所にこの訴訟を却下するよう通知した。これは、再提訴できないことを意味する。合意条件は公表されていない。

2022年12月、同グループはカリフォルニア州の連邦裁判所に訴状を提出し、690億ドルの取引は実質的に競争を低下させたり、独占を生み出したりする可能性があり、クレイトン法に違反していると主張しました。

カリフォルニア州、ニューメキシコ州、ニュージャージー州のビデオゲームプレーヤー10名が起こしたこの私的独占禁止訴訟は、Jacqueline Scott Corley連邦地方裁判官が原告側の主張を裏付けるに足る十分な証拠が提示されていないと判断し、当初は3月に却下されました。

しかし、原告側には20日間の猶予が与えられ、訴訟内容を練り直した上で、マイクロソフトからの機密情報（戦略メモなど）を削除した修正訴状と、この取引の最大の反対者であるソニー・インタラクティブエンタテインメントからの新たな情報を追加した訴状を提出しました。

マイクロソフト社の広報担当者は当時、ロイターに対し、修正された訴状には『この取引が競争に与える影響に関する裏付けのない、ありえない主張』が含まれていると述べ、また、この買収により『より多くのゲームがより多くの人々に提供される』と語りました。

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和解に達したとして合意額は非公開としていますね。訴えた側は痛みのない訴訟でしたが、多分弁護士から持ち掛けられた話に乗って訴訟したでしょうから、これは訴え勝ちですね。