セガの国内ミリオンタイトルセガサターン『バーチャファイター2』は最強の2Dハードへの移植という無茶移植!(リライト記事)



セガの国内ミリオンタイトルセガサターン『バーチャファイター2』は最強の2Dハードへの移植という無茶移植!(リライト記事)ハイレゾ画面で綺麗なものになっていたのが印象的で、S端子で見るとグラフィックが映えましたね。


1994年12月01日、セガから「バーチャファイター2」が発売されました。

社会現象になったバーチャファイター2がセガサターンに移植されるということで、セガファンの期待を一身に受けていました。

結果的に140万本売れたミリオンタイトルになって期待に応えた形になりましたが、当時は不安の方が大きかったように記憶しています。

最新アーケード格闘ゲームを、はたしてセガサターンに移植できるのか?
セガサターンのローチンタイトルでもある「バーチャファイター」は良く出来た移植作品なのですが、完全移植ではありませんでした。


アーケード版と比較してみると、キャラクターの大きさが二回り小さくなっていて、どうしてもマシンスペックの差を感じてしまう出来だったんです。

旧基板のMODEL1を使用した初代バーチャの移植でも劣化移植だったのに、当時の最新基板であるMODEL2を使用したバーチャファイター2の移植は、さすがに難しいと思いましたね。

実際にプレイしてみると、その不安は取り越し苦労に終わりました。神移植と言っても大袈裟ではない内容だったんです!

最強の2Dハードに最新の3D格闘ゲームを無茶移植。だがそれが良い!
セガサターンは家庭用ゲーム機最強の2Dハードとして設計されています。それは、裏を返すと3D表現は苦手と言うことを意味しています。


実際にプレステと比較すると、3Dグラフィックの差は歴然なんですよね。セガファンとしては常に悔しい思いをしていました。

しかしセガはやってくれました。グラフィックはさすがに劣化移植になっていて、キャラクターは小さく背景の一部が省略されていますが、操作感覚はアーケード版そのものだったんです。

感動しましたね。セガサターンを持っていて良かったと心の底から思いました。もしこの移植に満足いかないのであれば、アーケードの基板を買うしかないレベルだと思います。


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サターンの全盛期は1995年~1997年なので、その中で特に絶頂を極めたのがこのバーチャ2の発売でしたね。1よりは大幅に難しくなったものの、スト2などと比べてまだ間口の広さがあって大人気になりましたね。

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