コスタリカのスーパーマーケットが、自社の名称『スーパーマリオ』をめぐる商標権争いで任天堂に勝利(リライト記事)
2025/04/15

コスタリカのスーパーマーケットが、自社の名称『スーパーマリオ』をめぐる商標権争いで任天堂に勝利(リライト記事)任天堂のような超巨大企業と訴訟して勝ったというのはある意味奇跡といえそうですね。
コスタリカのスーパーマーケットが、自社の名称『スーパーマリオ』をめぐる商標権争いで任天堂に勝利したと主張しています。
San Ramónに店舗を構える『スーパーマリオ』は、地元出身のDon José Mario Alfaro González(通称マリオ)氏が経営する『スーパー』であるため、このような名称になったと言われています。
しかし、数十年にわたって『スーパーマリオ』の名称で営業してきたにもかかわらず、任天堂が最近この店に関心を示したのは、マリオ氏の息子が店の登録商標を更新しようとしたことがきっかけでした。
Carlos『Charlito』Alfaro氏が父親のMario氏のショップで働きながら管理しているショップのFacebookページの投稿で、Alfaro氏は、2013年に大学を卒業した直後に、Super Mario shopをブランドとして初めて登録したと述べています。
昨年、登録を更新する時期が来たため、Alfaro氏は任天堂に接触したと述べています。
『登録とそれに続く商標権の獲得に向けた戦いを担当してくれた顧問弁護士と会計士のJose Edgardo Jimenez Blanco氏に心から感謝します』とAlfaro氏は記しています。
『一時は降参しようかとも考えました。このような商業モンスターと戦って、どうやって勝てるというのでしょうか? 彼らが勝利を確実にするために提出した法的文書の量はさらに増えました。』
『まあ、それでEdgardoと私は断固として立ち向かい、数日前に良い知らせを受け取りました。』と彼は続けました。『スーパーマリオはここに定着します。』
任天堂は、ビデオゲーム、衣類、おもちゃなど、多数のカテゴリーでスーパーマリオの使用を世界的に商標登録していますが、スーパーマーケットの名称については特に何も述べていないようです。
Alfaro氏に言わせると、これがコスタリカの商標当局である国家登録がスーパーマーケット側についた決断の決め手となった要因だということです。
スーパーマリオという名称を除いて、この店のロゴには任天堂を連想させるものは一切ありません。 黄色と紺色のシンプルなデザインで、『Super Mario - Su lugar de confianza』という文字が書かれています。これは『スーパーマリオ - 信頼の置ける場所』という意味です。
さらにスーパーマリオの勝利を祝して、Charlitoは父親のMario氏が映っているビデオを投稿しました。
『そこに映っている男性はDon Mario氏、私の父です。そして、彼は52年間ここで働いており、スーパーマリオなのです』とAlfaro氏は語りました。
『さて、私たちはトレンドになっています。誰もが、スーパーマリオというブランドを支持する決定を下した米国登録簿による決議について話題にしています。ちなみに、レジでステッカーを入手できますよ。』
このビデオの場面で、Alfaro氏は、顧客が店のスーパーマリオのロゴ入りステッカーを集めることができる無料のステッカーを掲げます。
Alfaro氏は、店での父の努力がいつも正当に評価されていないことを嘆き、父の幸せを願っていると締めくくりました。
任天堂と対峙して勝ったというのはある意味弁護士がよかったのと、国が認めた事例になったという意味合いがありますね。任天堂だから絶対だとか、任天堂だから正義なんだという声は間違いですね。