ここ近年のプレイステーションは大人向けのコアゲーマータイトルが中心だった中、一線を画すタイトルとして『アストロボット』が高い評価を得た事について十時氏が語る
2025/02/17

ここ近年のプレイステーションは大人向けのコアゲーマータイトルが中心だった中、一線を画すタイトルとして『アストロボット』が高い評価を得た事について十時氏が語るとしていて、どのような見解と今後の方針を述べたのかですね。
ここ数年、PlayStationのファーストパーティによるゲームソフトは、主にコアゲーマー向けの重厚で映画のような体験を重視したものとなっていました。God of War、The Last of Us、Ghost of Tsushimaといったタイトルは、批評家や商業的に成功を収めていますが、家族や若いプレイヤーにはあまりアピールするものではありませんでした。しかし、状況は変わりつつあるようです。昨年の『Astro Bot』の成功により、ソニーは幅広い層にアピールするゲームの潜在的な利益を明確に認識したようで、今後はさらに多くのゲームがリリースされることになりそうです。先日開催されたソニーの収益報告会で、ソニー社長の十時裕樹氏は、家族向けのゲームをより多く開発することが優先事項であると述べました。
『2024年のゲームアワードで、当社のファーストパーティタイトル『Astro Bot』が、年間最優秀ゲーム賞や最優秀ファミリーゲーム賞など、最多となる4部門を受賞しました。また、昨年2月にリリースされたライブサービスゲーム『Helldivers 2』が、最優秀継続中ゲーム賞と最優秀マルチプレイヤーゲーム賞を受賞しました。今後、拡大を計画しているジャンル、例えばファミリー向けタイトルやライブサービスゲームなどのタイトルがこれらの賞を受賞したことは、幅広いタイトルポートフォリオの構築に向けた大きな前進です。』
プレイステーションが『helldivers 2』のようなライブサービスゲームをさらにリリースする計画であることは、以前から知られていました。そのため、十時氏のこの発言はそれほど驚くべきものではありません。しかし、ソニーの社長が、ファミリー向けゲームを今後の戦略の一環としていくと述べたことは注目に値します。近年、ソニーはサードパーティのパブリッシャーに大きく依存して、PlayStationのライブラリにおけるそのギャップを埋めようとしているように見えました。しかし、ファミリー向けタイトルの増加は間違いなく歓迎すべきことであり、今後どのような展開を見せるのか興味深いところです。
もしPlayStationが本当に全年齢層向けのゲームに重点的に取り組むつもりであるならば、同社にはそのためのフランチャイズが豊富にあります。ファンは長年、サルゲッチュやスライ・クーパーといった休眠中のPlayStation IPの復活を熱望してきました。プレイステーションには、これらのフランチャイズを復活させる絶好の機会があります。最近の戦略転換という理由だけでなく、両タイトルはゲーマーの記憶に新しいからです。両タイトルは『Astro Bot』で言及されており、また『サルゲッチュ』のミニゲームは今年の『メタルギアソリッド デルタ:スネークイーター』に登場します。
ソニーは自社開発ゲームの多様化を明確に目指していますが、同社の大人向けテーマのゲームを好むファンは心配する必要はありません。 これらのゲームは引き続き優先され、PlayStation 5やPCでもリリースが予定されています。 実際、今年には『Ghost of Tsushima』の続編である『Ghost of Yotei』がリリースされる予定です。 ソニーが提供するゲームの多様化がさらに進むことを期待しましょう!
関連リンク
関連リンク
今度PS5にアストロボットがバンドルされたパッケージをリリースしますし、ソニーとしてもこの路線を推し進めたい意図があるようですね。しかし、手掛けるスタジオ、チーム、そしてゲームがどうなるのかですね。